下肢閉塞性動脈硬化症の看護 その2 [看護方法]
■ 下肢閉塞性動脈硬化症
手術後のケアについて。これは、どちらかというと、看護師さん向けの情報です。でも、家族の方の参考になるかもしれないので、UPしておきます。
閉塞性動脈硬化症の術後看護は、心を配るポイントがいくつもあります
冷感
チアノーゼ
動脈の触知
こうしたところに注意を向けて、病気の方を看護します。
触知する動脈は、どの血管をつなぐかによっても変わってきます。足背ばかりではなく、膝・後脛骨など、状況によって異なるので、一概にどれがベストとは言えません。ドップラー(超音波ドプラ検査:血液の逆流を調べるのに有用)が必要となることもあります。
たいていの場合は、足は吊っておきます。ドレーンが入っているときはその管理も必要です。少しづつずらすなど、痛みのコントロールが要となります。熱感や自覚症状(痺れなど)も確認してください。
バイパス手術の後で、血流やABIが短時間に改善することは少ないようです。回復まで時間がかかるので、そうしたことからも、ケアが大切になります。術後は褥瘡の発生に注意しましょう。痛みがひどかったり、ドレーンの留置は可動性を低下させます。この病気は、もともとの血流が悪い方がかかりやすいので、褥瘡しやすいという傾向があります。
傷が褥瘡すると、いっそう治りにくくなります。万が一細菌感染などしてしまうと、最悪の状況を招くことになり兼ねません。
自宅での看護は、家族に、かなりの負担をかけます。
できるなら、感知までは患者を退院させないほうがいいでしょう。
病気情報手術後のケアについて。これは、どちらかというと、看護師さん向けの情報です。でも、家族の方の参考になるかもしれないので、UPしておきます。
閉塞性動脈硬化症の術後看護は、心を配るポイントがいくつもあります
冷感
チアノーゼ
動脈の触知
こうしたところに注意を向けて、病気の方を看護します。
触知する動脈は、どの血管をつなぐかによっても変わってきます。足背ばかりではなく、膝・後脛骨など、状況によって異なるので、一概にどれがベストとは言えません。ドップラー(超音波ドプラ検査:血液の逆流を調べるのに有用)が必要となることもあります。
たいていの場合は、足は吊っておきます。ドレーンが入っているときはその管理も必要です。少しづつずらすなど、痛みのコントロールが要となります。熱感や自覚症状(痺れなど)も確認してください。
バイパス手術の後で、血流やABIが短時間に改善することは少ないようです。回復まで時間がかかるので、そうしたことからも、ケアが大切になります。術後は褥瘡の発生に注意しましょう。痛みがひどかったり、ドレーンの留置は可動性を低下させます。この病気は、もともとの血流が悪い方がかかりやすいので、褥瘡しやすいという傾向があります。
傷が褥瘡すると、いっそう治りにくくなります。万が一細菌感染などしてしまうと、最悪の状況を招くことになり兼ねません。
自宅での看護は、家族に、かなりの負担をかけます。
できるなら、感知までは患者を退院させないほうがいいでしょう。
タグ:看護 下肢閉塞性動脈硬化症
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