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大きな原因の流れとは [閉塞性動脈硬化症とは]

「閉塞性動脈硬化症」の直接の原因は、血液が足に流れなくなることでした。

その血流不足を起こしているのが、動脈硬化というわけです。
「動脈硬化」とは、動脈にコレステロールや中性脂肪などがたまって、詰まったり、硬くなったりして弾力性や柔軟性を失った状態のこと。動脈硬化が現れると、スムーズに血液が流れなくなって、身体の至るところに支障がおこります。

動脈が健全で、弾力性や柔軟性に富んでいれば、身体の隅々まで、申し分なく血液がいきわたります。しかし、コレステロールなどが増えると、血液を流れるの脂質が、動脈にたまったりします。そうすると、あちこちの細胞の酸素や栄養が不足しはじめます。脂質が血液の流れを妨げることで、高血圧がおこって血管に負担がかかってしまいます。

血管の負担が常態化していくと、動脈は弾力性を失って、硬くもろくなってしまいます。このような状態を動脈硬化というのです。動脈硬化というのは、全身の血管に起こります。

動脈硬化が進行すると、狭心症・心筋梗塞といった「心疾患」や、脳梗塞・脳出血などの「脳血管疾患」を引き起こす恐れがでてきます。

狭心症や心筋梗塞は、心臓の力を弱めるので、なおさら血流を悪くしていきます。そして、足への動脈に動脈硬化が進み、血流障害を起こす病気が「閉塞性動脈硬化症」なのです。原因は、ほかにもあるのですが、病気に至る一番大きな流れがこのパターンです。

この病気にかかってしまうと、ほぼ、後戻りはできません。
いかにして、食い止めるか。普段の生活サイクルを見つめなおすのが、何よりも肝心ということです。

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病気情報
症状から調べる病気とその原因

最近の閉塞性動脈硬化症記事

  1. 閉塞性動脈硬化症ガイドライン
  2. 下肢閉塞性動脈硬化症の看護
  3. 閉塞性動脈硬化症の治療
  4. 症状の進行段階
  5. 足の切断は、どこから?

閉塞性動脈硬化症の原因と症状

・原因
病名が示すとおり動脈が硬化する症状。血管が詰まるなどで足の血液が循環しなくなり、最悪の場合は足の切断にいたる。原因とされるのは、糖尿病、高脂血症、高血圧、高齢、タバコ等。糖尿病などの合併症として現れたりする。冷え性の人はよりなりやすい。
・症状
しばらく歩くと足が痛くなって、それ以上歩けなくなる。 足が冷たい。足がつる。足がしびれる。 足の色が悪い。 足の傷がなかなか治らない。 ちょっとした打撲でも傷が大きくなったり、治りが悪い。 足の皮膚が黒ずんで欠損、腐ってくる(壊疽の)場合も。ちなみに「治りにくい創傷」を「難治性潰瘍」というが、閉塞性動脈硬化症が原因のものが「動脈性(虚血性)潰瘍」。
・同様の病気
急性下肢動脈血栓症
・年齢とともに発生する病気や習慣で病気について。
加齢や生活習慣病といえば、高血圧やメタボリック シンドロームが思い浮かびます。高血圧はコレステロールなどで血管が詰まる症状で、食事療法や運動などで改善・治療します。高血圧は、脳卒中や心筋梗塞など、ありとあらゆる病気になる可能性を孕んでいます。メタボリックも成人病の予備軍といわれ、そのまま放置すれば、糖尿病などを招きます。治療の段階に進む前に、しっかりと予防したいものです。
大動脈瘤や腰痛、または、自律神経失調症にも注意をしてください。

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