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閉塞性動脈硬化症にかかりやすい年齢と習慣 [閉塞性動脈硬化症とは]

閉塞性動脈硬化症にかかりやすい年齢と習慣


中年以降にかかり易い病気といわれます。

50歳以降の男性に、特に多い傾向がありますが、喫煙や高血圧の人は要注意!。

病気にかかる危険性が高いのは、次に該当する人です。


 喫煙の習慣のある人
 高脂血症の人
 男性であること
 高血圧
 糖尿病
 
 
なんとなく見覚えのある項目が並んでいますね。
そうです。
閉塞性動脈硬化症は、「生活習慣病」のひとつと考えられているのですね。
糖尿病と併発する危険も高いので、該当する人は、すこしでも危険要因を減らしましょう。

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閉塞性動脈硬化症の予防 [閉塞性動脈硬化症とは]

閉塞性動脈硬化症にかかりやすい人は、以下の人でした。

・喫煙の習慣のある人
・高脂血症の人
・男性であること
・高血圧
・糖尿病


逆にいえば、これらに注意さえすれば、予防になるということです。

50歳過ぎの男性で、身に覚えがある人はすぐにでもタバコをやめてください。
また、近親者に該当する人がいれば、これらの習慣を阻止してあげてくださいね。



ところで、「高脂血症」という言葉が出てきました。
これはいったいなんでしょうか?

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大きな原因の流れとは [閉塞性動脈硬化症とは]

「閉塞性動脈硬化症」の直接の原因は、血液が足に流れなくなることでした。

その血流不足を起こしているのが、動脈硬化というわけです。
「動脈硬化」とは、動脈にコレステロールや中性脂肪などがたまって、詰まったり、硬くなったりして弾力性や柔軟性を失った状態のこと。動脈硬化が現れると、スムーズに血液が流れなくなって、身体の至るところに支障がおこります。

動脈が健全で、弾力性や柔軟性に富んでいれば、身体の隅々まで、申し分なく血液がいきわたります。しかし、コレステロールなどが増えると、血液を流れるの脂質が、動脈にたまったりします。そうすると、あちこちの細胞の酸素や栄養が不足しはじめます。脂質が血液の流れを妨げることで、高血圧がおこって血管に負担がかかってしまいます。

血管の負担が常態化していくと、動脈は弾力性を失って、硬くもろくなってしまいます。このような状態を動脈硬化というのです。動脈硬化というのは、全身の血管に起こります。

動脈硬化が進行すると、狭心症・心筋梗塞といった「心疾患」や、脳梗塞・脳出血などの「脳血管疾患」を引き起こす恐れがでてきます。

狭心症や心筋梗塞は、心臓の力を弱めるので、なおさら血流を悪くしていきます。そして、足への動脈に動脈硬化が進み、血流障害を起こす病気が「閉塞性動脈硬化症」なのです。原因は、ほかにもあるのですが、病気に至る一番大きな流れがこのパターンです。

この病気にかかってしまうと、ほぼ、後戻りはできません。
いかにして、食い止めるか。普段の生活サイクルを見つめなおすのが、何よりも肝心ということです。

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治療とその後の対応 [閉塞性動脈硬化症とは]

閉塞性動脈硬化症によって、大動脈や下肢の動脈に狭窄や閉塞がおきると、局所に貧血がおこります。歩けば下肢に痛みがおきて休めばと回復する。これが代表的な症状でした。

重症化してしまうと、安静時であっても痛みがおこり、下肢の潰瘍や壊死などがおきることがあります。そのまま放置すると下肢切断しなくてはいけなくなります。そうなる前に治療をするわけです。

血行再建術という、治療法があります。これは、大きく2つに大別されます。人工血管か自家静脈を使ってバイパスを行うバイパス術。カテーテルを用いて動脈の狭窄や閉塞部位を拡張させる経皮的血管形成術(+血管内ステント留置術)です。

いずれの治療を受けたにしても、術後は大切です。術式によって多少異なりますが、基本は同じです。


1.人工血管の保護

人工血管部の強い衝撃、圧迫・屈曲を避けるためいくつか、注意するポイントがあります。

 ・ゆったりとした衣服の着用
 ・急激に体をねじらない
 ・洋式トイレを利用する
 ・あぐら、正座をさける
 ・膝関節、股関節を90度以上屈曲しない


2.術後の合併症について

 閉塞性動脈硬化症は、比較的高齢なかたに多い病気です。そういうことから、年齢的に術後の合併症には注意が必用です。稀に糸が残ったり、人工血管そのものから感染したりするケースがあります。この場合、風邪など、ごくありふれた細菌が感染することもあります。患者本人や周囲の方も、普段からのうがいや手洗いといった、当たり前のことを習慣付けてください。


 また、これも稀に輸血が原因で、肝炎を起こすことがあります。潜伏期間は、1~5ヶ月程度なので、手術のこの期間に次のの症状が出た場合は、受診が必用です。
 
 体調が良くない
 頭痛がする
 食欲がない
 吐き気がある
 肌が黄色っぽい
 眠れない
 眼球黄染(白目が黄色くなる)


3.抗凝固療法について

ワーファリンという薬があります。抗凝固薬というものであり、血液をサラサラにして、血液中に血のかたまり(血栓)が出来ないようにする働きを持ちます。目的は、人工血管をつまりにくくするためですが、副作用があります。

血を固めない薬なので、出血しやすくなったり、いちど出血をおこすと止まりにくくなる傾向があります。そのため、怪我には要注意です。ひげそりも危ないので、「刃」のあるカミソリでなく電気カミソリを使ってください。歯磨きさえ危険です。乱暴に歯をみがくと歯肉から出血させる可能性があります。

ワーファリン以外にも、パナルジン、プレタール、オパルモンなどの抗血栓剤も、同様の副作用があります。ご注意を。

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「高脂血症」について [閉塞性動脈硬化症とは]


前回、出てきたことば「高脂血症」について、少し説明します。


「高脂血症」とは、血液中に溶けている脂質の値が必要量よりも異常に多い状態をいいます。
高脂血症は 「静かなる病気(silent disease)」 ともいわれていて、血中脂質が異常に増加しても、ほとんど自覚症状がありません。


自覚症状がないということは、気がついたときには、症状(状態?)が進行している可能性が高いということです。


血中脂質にはコレステロール、リン脂質、中性脂肪、遊離脂肪酸などがあります。

血液中に多い脂質の種類によって、高脂血症のタイプは決まってきます。

 1.総コレステロール値が高いタイプ
 2.中性脂肪値が高いタイプ
 3.両方の値が高いタイプ


血中脂質が高い状態が続くと、狭心症や心筋梗塞などの心臓病にかかる危険性が高くなります。

タグ:高脂血症
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病気情報
症状から調べる病気とその原因

最近の閉塞性動脈硬化症記事

  1. 閉塞性動脈硬化症ガイドライン
  2. 下肢閉塞性動脈硬化症の看護
  3. 閉塞性動脈硬化症の治療
  4. 症状の進行段階
  5. 足の切断は、どこから?

閉塞性動脈硬化症の原因と症状

・原因
病名が示すとおり動脈が硬化する症状。血管が詰まるなどで足の血液が循環しなくなり、最悪の場合は足の切断にいたる。原因とされるのは、糖尿病、高脂血症、高血圧、高齢、タバコ等。糖尿病などの合併症として現れたりする。冷え性の人はよりなりやすい。
・症状
しばらく歩くと足が痛くなって、それ以上歩けなくなる。 足が冷たい。足がつる。足がしびれる。 足の色が悪い。 足の傷がなかなか治らない。 ちょっとした打撲でも傷が大きくなったり、治りが悪い。 足の皮膚が黒ずんで欠損、腐ってくる(壊疽の)場合も。ちなみに「治りにくい創傷」を「難治性潰瘍」というが、閉塞性動脈硬化症が原因のものが「動脈性(虚血性)潰瘍」。
・同様の病気
急性下肢動脈血栓症
・年齢とともに発生する病気や習慣で病気について。
加齢や生活習慣病といえば、高血圧やメタボリック シンドロームが思い浮かびます。高血圧はコレステロールなどで血管が詰まる症状で、食事療法や運動などで改善・治療します。高血圧は、脳卒中や心筋梗塞など、ありとあらゆる病気になる可能性を孕んでいます。メタボリックも成人病の予備軍といわれ、そのまま放置すれば、糖尿病などを招きます。治療の段階に進む前に、しっかりと予防したいものです。
大動脈瘤や腰痛、または、自律神経失調症にも注意をしてください。

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